早いもので2016年もあとわずか、まじで月日は百代の過客で光陰は矢のように飛んでいきます。というか21世紀になってもう16年が過ぎるのですね。前世紀の終わり頃と比較してみると、ずいぶん世の中が様変わりしたように感じます。最近の10代、20代の人は何と言うか、常識があるというか。しっかりした人が多いですね。ある特定の年代の人がお持ちのずっこけ感が無いというか。立ち振る舞いがきちんとしているというか。
それは絵画のつくられ方にも表れているような気がして、若い人の作品に暗い内面や苦悩を吐露したような旧弊な絵画作品は少ないように感じます。それはマンガや音楽など、他のジャンルでも同じなのかもしれません。オノナツメとか市川春子のマンガとかかっこいいもんな。
音楽では(私は大芸出身ですが同じように)大芸出身の音楽バンドでいうと、赤犬→50回転ズ→ENTHRALLSと時を経るにつれ蒸留されたというか、口当たりが良くなったよな的なものを感じます。
ちなみに私は50回転ズと同期です。
矢印の向きは右に行くほど新しいのですが、初めてENTHRALLSの曲を聴いたときは大芸ってウソやろ‼って思いました。それくらいかっこよすぎてちゃんとしすぎてて何かしらの断絶を感じました。ENTHRALLSって大芸出身であってますよね?初めて聞いた曲は「きょうはうまく眠れない」だったのですが、タイトルを聞いた瞬間「そんな語彙はおれらにはないわ!少なくともそんな語彙を持ち合わせない集団に自分は所属してたと思っとった!!」と大阪弁丸出しで驚愕したものです。
しかし、似たような背景を持った方々が「きょうはうまく眠れない」と言った以上、そこに時とともに生じた一定の文化的変遷を認めないわけにはいきません。いや、実際は似たような背景かどうか分かりませんが。。。学生の時も今も帰属意識はほぼ無かったくせに、変なところが引っ掛かります。
だって50回転ズなんてポギーやドリーといったペルソナを立ち上げないと目の前にあるものと向き合うことが出来なかったのに…
あれから10年…時代は変わったのだと思っていました。
。。。が。やばいTシャツ屋さん。大芸です。
この人たちは安心感がありますね!バンドの名前からして!
ライブのMCも
ボーカル「こうやって、みんなが観に来てくれることも、僕らがこうやってライブできることも、全部当たり前のことじゃないと思ってて。それに感謝してライブしなあかんなって思ってそういうことを考えながら新しい曲を作ってきました。聞いてください、ヤバイTシャツ屋さんで、『絆』!!」
ドラム「…..ってそんな曲無いやん!!そんな曲あるかい!」
ボーカル「そんな曲なかったな!最後の曲です『ネコ飼いたい』!」
その語彙は有ります。