私が運営に関わる船場のギャラリー、チガーヌの11月23日~12月5日の展示は版画家の松谷愽子さんです。
チガーヌは展示が変わる度にお店の雰囲気も大きく変わります。今回はモノクロの作品なのでお店の雰囲気も落ち着いたものとなりました。
そして売り上げは!
赤いマルのシールは売約済であることを示しています。ギャラリーに出入りされる方はそんなことご存知だとは思うのですが、どうしても言いたくて書きました。赤マルは売約済みです。そして12/5現在、まだ数点が交渉中です。大きいの売れて!と願わずにはおれません。
「ギャラリーの売上としてはまだまだだよね」当然そうおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。しかし、チガーヌは完全なホワイトキューブではありません。お昼はランチもやっていますし、夜はお酒も出します。絵を見に来たお客さんが、ランチorお茶をしていくことでも売上は上がります。また夕方ごろに絵を見にやって来たお客さんがライブの準備をしている様子をみて「ジャズの生演奏とかあるんなら見ていこうかな。。。」となります。そうなるとチャージ+お酒が売れます。
また逆のパターンでランチの常連さんが展示されてる絵に興味を持ってくれたり、ジャズの生演奏に興味を持ってくれたりするのです。ジャズの出演者の方が絵を買ってくれることもあります。そうして3つの全く別な商品が相互補完的に売上を伸ばしていく事が出来るのです。なんと美しい収益構造!ここの経営者は中々商売上手やな!と自画自賛です。
また展示してる作家さんがお茶してたり、お酒を飲んでたりすることが多いので展示作品に興味を持った方は気軽に作家さんに色々聞くことができ、それも好評ですね。
飲み食いする空間の中に絵があるということは、自分の部屋に飾って生活の中で眺めるイメージが湧きやすいのかもしれません。そしてそれは、動産としての絵画の価値からは切り離された、原初的、根源的な絵画の価値に触れる瞬間でもあると思うのです。




